解説

最終問題に挑むためには、まず書籍P125の謎を解き、答えをパスワードとして入力する必要がありました。この謎は、あるマークを見て言葉を埋める問題です。このマークは、書籍の一番最初に登場していました。そう、この書籍を制作した団体「ハードナッツ」のロゴです。答えは「とっぱ」になりますので、「とっぱ」と入力して先に進みましょう。

そこから先の最終問題は、4択問題が計15問の構成になっていました。 最初から順に、解き進めていきましょう。

問題1

「レラーシ」と書いてある下には、「フルーツ」のイラストがあります。
つまり、文字が反転しているようです。「マツ」を同様に反転させると、?は「ムシ」となります。「むし」を選択し、ENTERを押して次に進みます。

問題2

一番上には「五月」の別な呼び方、つまり「さつき」が入ります。そうすると、真ん中の「つ②③」の三文字目が「き」だとわかりますので、これを満たす「花」の名前、すなわち「つばき」が当てはまると分かります。また、一番下には「羽」の別の呼び方、「つばさ」が入るようです。したがって、①②③は「さばき」となります。

問題3

なにやら、画像の様子がおかしいようです。といっても、見えている範囲で謎を解くことができます。左下には「プール」のイラストが、右下には「テール」のイラストがあります。
また、〇の間にある「ー」は長音を表しているようです。このことから、左上の◯に「て」、右上の◯に「ぷ」、下の◯に「る」と、◯に適切な文字を当てはめていくと、?は「てーぷ」となります。

問題4

画像の様子がおかしいですが、見えている範囲で解けるようです。ふたつの矢印の先には、それぞれ対義語が入るようです。「へた」の対義語は「うまい」、「うまい」の対義語は「へた」の他にも「まずい」が考えられます。したがって、答えは「ますい」となります。

問題5

画像の様子がおかしいですが、見えている範囲で解けるようです。「とちぎ」を漢字で書くと、「栃木」となり、両端の部分には「林」という文字が隠れています。つまり、漢字に直して、□で囲われたところの部分だけを繋げて漢字にするようです。「あきた」は「秋田」と書きます。このうち□で囲われた部分だけ注目すると、「畑」という漢字が見つけられます。答えは「畑」となります。

問題6以降

画像の様子がおかしく、問題を解くことは困難です。選択肢を選ぶための別の法則性を考えましょう。この最終問題は「本の問題」を解いた人だけが挑戦できる最終問題です。そういえば、選択肢の枠に色がついています。同じような配色を本の枠で見なかったでしょうか?今までの問題と合わせて法則を考えてみましょう。
最終問題の選択肢は、全て赤/青/緑/ピンクの枠で囲われており、この色は書籍の小謎の枠と一致しています。つまり、これら選択肢は、小謎と対応関係にあると推測することができそうです。画像から問題なく解くことができる最終問題1~5問目の選択肢と、書籍1~5章の各小謎の答えを見比べてみましょう。
すると、1~5問目の各問題で選んだ答え(「むし」「さばき」「てーぷ」「ますい」「畑」)と、書籍各章の同色の枠の小謎の答え(「だんご」「ほうちょう」「セロファン」「ぜんしん」「ほうれんそう」)と並べると、別な言葉になる、という法則に気づく事が出来ます。たとえば、「(だんご)むし」、「(ほうちょう)さばき」、という具合です。どうやら、選択肢は普通に謎を解くだけでなく、別な法則の上でも推測できたようです。問題が崩壊して見えなくなっていく6問目以降は、この法則に沿って選択していきましょう。
問題6「(れい)あうと」
問題7「(BEE)F」(ビーフ)
問題8「(りぞーと)ほてる」
問題9「(出席)ぼ」(出席簿)

が、6~9問目の答えになります。
そのままだと書籍の小謎と見比べても、正しい答えがないように思えます。よく見てみると、上部に表示された問題番号がランダムになっています。どうやら出題順もおかしくなってしまったようです。

問題10

(表示は14問目)の場合、10章ではなく、書籍の14章を参照しましょう。選択肢はすべて「ぶん」ですが、14章の小謎で「ぶん」とつなげられるのは「ひてい」だけです(「ひていぶん」)。したがって、「ひてい」が囲われている、右上の緑の選択肢を選びましょう。次からも同様に、表示される問題番号に従って書籍を参照しながら解いていきます。

問題11

「12問目」と表示されているので、12章を参照します。答えは「(おおおく)さま」(大奥様)となります。

問題12

「11問目」と表示されているので、11章を参照します。答えは「(じゅう)たん」(絨毯)となります。

問題13

「13問目」と表示されているので、13章を参照します。答えは「(スタート)ライン」となります。

問題14

「15問目」と表示されているので、15章を参照します。答えは「(あき)す」(空き巣)となります。

問題15

法則性を頼りに答えを探します。参照すべき章を示す問題番号は隠れていますが、今までの参照した章を消していくと、残るは「10章」の問題であることが分かります。しかし、4つの選択肢の中には、うまくつながる言葉がないようです。どうにか他に道はないでしょうか。
いままでは、「書籍の謎と同色の枠」で、かつ「並べると言葉になる」選択肢を選んできました。いまでは、どういうわけかそれに相当するものがないようです。4択以外、つまり小謎以外のところに目を向けてみましょう。
書籍で皆さんが解き明かしてきたのは、4問の「小謎」だけではないはずです。同じように「枠」に囲われた謎が、まだありました。そう、ページをめくった先の「大謎」です。これは、「黒」い枠で囲われた謎です。10章の大謎の答えは「しゃかい」ですから、仮に「黒い枠に囲われた」「しゃかいに連なる」言葉があれば、15問目を突破できるのではないでしょうか。
そんな条件を満たす存在が、ひとつあったはずです。
最終問題の問題画像は全て黒枠で囲われていました。つまり、「書籍の謎と同色の枠」で囲われています。また、15問目で問題画像の崩壊は完全に終わり、謎の裏にあった「問題」という言葉が読めるようになっています。「書籍の謎と同じ色の枠」で、かつ「並べると言葉になる」選択肢、というのが正解の選択肢の法則ですから、黒枠に囲われた「(しゃかい)問題」を選ぶことで、ゲームクリアとなります!

………本当にそれで良かったのでしょうか?
皆さんが書籍で解き明かしてきたのは、小謎4問と大謎1問が15章、計75問だけだったでしょうか?

……そう、最終問題の最初でもう1問謎を解いているはずです。
それは、最終問題へ挑戦するためのパスワードを導く謎。この謎も、大謎と同じように黒い枠で囲われています。今までと同じ法則が当てはまるなら、この謎も、最終問題の選択肢を導くカギになっているはずです。

この謎に対応する選択肢があるとすれば、同じ「黒い枠」に囲われた、「『とっぱ』に連なる」言葉ですが、最終問題の中にそんな選択肢は見当たりませんし、そもそも最終問題の各謎は書籍の各章と対応しており、その組み合わせは既に見つけてきたところです。
発想を転換してみましょう。
最終問題のウェブサイトの中に、書籍と組み合わせていないページは無かったでしょうか。各問題が書籍の各章と対応する中、一つだけ何にも使っていないページがありました。そう、「結果発表画面」です。結果発表画面はまだどの章とも対応していません。
結果発表画面の中から、「黒い枠」に囲われた、「『とっぱ』に連なる」言葉を探しましょう。一見そんなものはないように思えますが、よく探すと一つだけあるはずです。中央付近の「回」です。これは、四角い枠に囲われた「口」と捉えることができます。「口」は、「とっぱ」とつなげると、「突破口」という言葉になり、条件を満たします。
したがって、「回」をタップまたはクリックすることで、真のゲームクリアとなります!
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